Install NetBSD-4.0/i386 to Libretto 70CT
Libretto 70CTにNetBSD-4.0をインストールする[2008.01.14]
1998年1月に購入したToshiba Libretto 70CT(32MB RAM, Pentium MMX 120MHz, VGA 16 bits Color, HDD 12GB)を引っ張り出してきて、NetBSD-4.0/i386をインストールしてみた。
NetBSD-1.5.1からNetBSD-4.0へのUpgradeであるがLibretto専用のFDD(PA2612UJ)、ポートリプリケータ(PA2720UJ)も所有しているので、特に問題なくインストールできた。
wd0のdisklabelはこのようになっている。区画wd0gとwd0hの間に約8GBの隙間があるのは、APM制御プログラムzzzで休止状態にするときに、メモリを退避する領域を空けておくためである。
/etc/fstabはこのようになっている。
/usrは1GBとやや小さく取っているので、ソースはsyssrc.tgz(i386のみ)を展開した。
dmesgの出力は、このようになっている。
/etc/X11/XF86Configは、友人kay氏に作成してもらい、無事に移行できた。
また、CPU情報は以下のようになっている。
bash-2.05$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 5
model : 4
model name : Intel Pentium/MMX (586-class)
stepping : 3
cpu MHz : unknown
fdiv_bug : no
fpu : yes
fpu_exception: : yes
cpuid level : 1
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr mce cx8 mmx
Kernelのconfigファイルは、このように設定した。Libretto 70CT上でのKernel buildには約4時間かかるので、もっと高速なPC上でbuildした方が良い。
発売当時(10年前)はともかく現在の水準では、Pentium MMX 120MHz, 32MB RAMの仕様では実用性に乏しいが、XFree86-4.5.0やFreeWnn-1.1.0-a01も動作するので、日本語テキストの編集程度であれば、なんとか利用そうである。
Libretto 70CTはUSBインタフェースを持っていないので、USBメモリ/HDDなどを利用できないことが不便であるが、故障して利用できなくなるまで、予備機として活用していく予定である。
Last Update: 2008.02.17 |
H.Nakao |