LIFEBOOK WNB/E2
AMD Ryzen 7搭載ノートPCを購入する[2020.09.13]
AMD Ryzen 7-4700U搭載のノートPC(LIFEBOOK WNB/E2)を購入した。
Web上で注文して、約1週間の納期で9月12日(土)に納品された。
これまで約5年間使用していたIntel Core i7-4712HQ搭載ノートPC(LIFBOOK WA2/S)は
Blu-ray Discドライブが故障していたが、USB-外付けDVDドライブで間に合わせていた。
旧PCは一番多く利用していたが、最新機種と比較して性能的にかなり見劣りするようになったので、今回新PCの購入を決意した。
新旧のノ−トPC間の移行では、利用するアプリケーションのインストール、メーラーMozilla ThunderbirdのProfile、ブラウザ(Mozilla Firefox, Google Chrome)のbookmark、各種データのコピーで済んだ。
Oracle VirtulaBOXのVMはvdiファイルをコピーするだけで、CPUの違い(Intel/AMD)にも関わらず、そのまま動作した。
VM上のバイナリは、CFLAGS="-march=nocona -O3"で最適化していた。
NetBSD-4.0/i386のVM(32-bit,1CPUを割り当て)上でのcpuinfoは以下の通りである。
-bash-3.1$ uname -rsm
NetBSD 4.0 i386
-bash-3.1$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 0
model name : AMD Unknown K8 (Athlon) (686-class)
stepping : 1
cpu MHz : 1996.42
fdiv_bug : no
fpu : yes
fpu_exception: : yes
cpuid level : 16
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush acpi mmx fxsr sse sse2 ss ht
NetBSD-5.1/amd64のVM(64-bit,2CPUを割り当て)上でのcpuinfoは以下の通りである。
-bash-3.1$ uname -rsm
NetBSD 5.1 amd64
-bash-3.1$ cat /proc/cpuinfo
processor : 0
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 0
model name : AMD Ryzen 7 4700U with Radeon Graphics
stepping : 1
cpu MHz : 1997.37
fdiv_bug : no
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 16
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall fxsr_opt rdtscp recovery longrun lrti cxmmx cyrix_arr centaur_mcr constant_tsc pni monitor ds_cpi vmx est tm2 cx16 xtpr rng rng_en ace ace_en lahf
processor : 1
vendor_id : AuthenticAMD
cpu family : 15
model : 0
model name : AMD Ryzen 7 4700U with Radeon Graphics
stepping : 1
cpu MHz : 1996.45
fdiv_bug : no
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 16
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 apic sep mtrr pge mca cmov pat pse36 clflush mmx fxsr sse sse2 ht syscall fxsr_opt rdtscp recovery longrun lrti cxmmx cyrix_arr centaur_mcr constant_tsc pni monitor ds_cpi vmx est tm2 cx16 xtpr rng rng_en ace ace_en lahf
これらのVM上のPari/GPで簡単なベンチマークをしてみると、旧ノートPCよりも3.4倍ほど早くなっている。
旧ノートPCは型落ち品で実質6年の差があるので、当然の結果である。
VMにtelnet接続して長時間の計算をするので、Windows 10のコントロールパネルの電源オプションで、スリープ状態にしないように設定した。
新ノートPCの色がシャンパンコールド(見た目はシルバーに近い)であるのは、少し不満である(本当は黒が欲しかった)が、AMD Ryzen 7搭載機はこの色のモデルしかなかったので、止むを得ない。
画面は15.7→17.3inchとなり、解像度は変わらないが、文字が見やすくなった。
メモリは16GB→32GBに倍増したので、VMを一層活用できる。
重量は2.5kgで重くなっているが、いつも同じ場所で利用するので、問題はない。
Sambaとの接続では、Windows 10側で、レジストリ"HKLM\System\CurrentControlSet\Control\Lsa\LmCompatibilityLevel"にDWORD値2を設定して、再起動する必要があった。
また、接続時のユーザ名には、ホスト名\ユーザ名を入力する。
ラジオ番組の録音アプリに、旧ノートPCでは"どがらじ"を使用していたが、新ノートPCでは、その後継アプリである"らじれこ"に移行した。
"らじれこ"の録音予約の方法は"どがらじ"と同じであるが、録音ファイルの拡張子がmp3からm4a(AAC: Advanced Audio Coding)に変更になり、録音後のコピー変換の時間が大幅に短縮された。
AAC形式のファイルは、UDP-LX800およびN-50-Kでも再生できる。
[2020.09.26追記]
ラジオ番組の録音アプリ"らじれこ"は、利用開始から約1週間後に予約録音に毎回失敗するようになった(原因不明)ので、旧アプリ"どがらじ"に戻した。
夕焼け[2020.10.18撮影]
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Last Update: 2020.10.24 |
H.Nakao |