数学の本を読む[2007.01.22]
数学の専門書を読むには、前提とする数学的知識がなければならない。
分野にもよるが、かなりの量の知識が必要となる。
また、ある程度の速度で読まないと、以前の内容を忘れてしまって、面白さが維持できない(あるいは、本当に面白い箇所に到達できない)。
本気で取り組まないと、例えば、毎日8時間くらい時間を掛けないと、1年以内に1冊の本でさえ読み終らない。
実際には、趣味の数学ではそこまでは時間を取れないので、専門書を読みきるのは難しい。
従って、趣味で専門書を読むときは、読み切ることを目標にせず、面白そうなところから先に読み、理解できなくて飽きてきたら、別の本に変更するようにしている。
Last Update: 2007.03.04 |
H.Nakao |