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Books of Methematics


数学の本の楽しみ[2001.12.09]


趣味で数学を学ぶには、やはり、専門書や論文を読むのが近道である。
最初から、順に論理を辿って読んでいくのが、正統的な読み方であるが、必ずしも、そのような読み方はしていない。 全体の構成を見て、面白そうな部分を拾い読みしつつ、関連するページに戻って読むのを繰り返している。 重要なテーマは、いろいろな本で様々なアプローチによって繰り返されるので、何度も読むことによって、自然に理解できるようになるようだ。
また、数学の歴史について記述してある部分を読むことも興味深い。学生の頃は、数学史の部分は論理展開に無関係なので、飛ばして読んでいた。
ハードカバーの本は、集めることも楽しみの1つである。Springer-VerlagのGTMシリーズは、黄色い表紙の本なので、本棚に揃えて入れると美しく見える。もっとも、本棚は既に目いっぱい本が入っているので、最近購入した本は、そのまま積み上げるしかないのが残念である。
すぐ手に取れる位置に、現在興味のある分野の適当な数の本が置いてあって、次々に読むというのが、理想に近い。難しい本は眺めるだけにしておいて、いつか読める日が来ることを待つことも、心が豊になったような気がして楽しい。良い本は見かけた時に購入しないと、後で入手することが困難になることも多い。専門書を買う人が少なくなれば、その分野の専門書は出版されなくなる。それでは、困ってしまうので、予算の許す範囲で購入している。


Last Update: 2005.06.12
H.Nakao

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