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Migrate to FMV-Biblo LOOX T9/80W


LOOX T9に移行する[2002.04.20]


いくつか問題が解決できていないが、Libretto 70CTから、LOOX T9に主環境を移行した。
LOOXの内蔵LANデバイスは、[1]によると、Realtek RTL8139Cである。 kernelの起動時メッセージでは、rtk0として認識するが、ifconfig rtk0 ....を実行すると、watchdog timeoutのメッセージが表示されて、全く動作しない。
kernelのconfigファイルで、
options 	PCIBIOS_INTR_FIXUP	# fixup PCI interrupt routing
options 	PCIBIOS_IRQS_HINT=0x0a00 # PCI interrupts hint. IRQ 9 or 11
options 	PCIBIOS_INTR_GUESS	# see pcibios(4)
を指定してkernelを再構築しても、状況は変わらなかった。
すぐには解決できそうにないので、当面は、PCMCIA LANカード3C589D(ep0)を使うことで回避する。

Soundデバイスは、Acer Labsのチップのようである。 autriドライバで使用できそうだが、NetBSD-currentにしかないので、Releaseに入るまで待つことにする。

apmでsuspendして復帰すると、USBマウス(wsmouse1)とLANデバイス(ep0)が動作しなくなる。 LANデバイス(ep0)は、Libretto 70CTの場合と同様に、ifconfig ep0 down; ifconfig ep0 upで復帰できる。 USBマウスは復帰方法が分からないので、BIOS Setupで、数分間後に液晶ディスプレイのバックライトは消すが、蓋を閉じる時にsuspendしないように設定して、運用することにした。BIOSを呼び出すには、起動時に[F2]キーを押す。

また、shutdown -p nowで自動電源OFFができないが、shutdown -h nowの後で、手動で電源OFFすれば良い。

RARI/GP-2.1.3,asir2000,mwrankのインストールも完了して、移行はデータのコピーを残すのみ。LiDIA-2.0.1をBuildして組み込むと、mwrankがcore dumpする問題が残っているが、他のマシンでBuildしたLiDIAライブラリを使うことで、取り敢えず回避した。

Ruby-1.6.6プログラムで簡単に性能比較すると、LOOX T9(TM5800, 800MHz)は、Libretto 70CT(Pentium MMX, 120MHz)より4-5倍程度速いようだ。

参考文献


Last Update: 2005.06.12
H.Nakao

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