Repair HP Pavilion v7260jp
HP Pavilion v7260jpを修理する[2008.11.08]
約1年間連続運転していたHP社のパソコンPavilion v7260jpが突然故障した。
楕円曲線のHeegner点の計算中に突然電源が落ちて、その後電源を入れても、NetBSD/amd64の起動直後に、キーを入力しただけで電源が落ちるようになってしまった(再現性有り)。
NetBSD/amd64自身が正常に動作しないので、データのバックアップもできない状態になった。boot -sで起動して、fsckが途中まで動作することもあったので、HDD自身には問題がなさそうであると判断した。
10/27にHP社の修理窓口に電話して現象を説明し、Windows以外のOSをインストールしているので、HDDの初期化は止めて欲しいと依頼したら、別の(標準OSの)HDDに付け替えて現象を確認し、修理できたら元のHDDに戻してくれるということになった。
11/29にパソコン(本体のみと修理依頼書)の引渡し、12/8に修理完了品を受け取ることができた。修理明細書によると、電源が勝手に落ちる原因はマザーボード不良、マザーボードの交換で修理完了ということだった。
幸運にも保障期間が2008年12月までなので、今回は無償で修理できた。
電源を入れて、fsckを手動で実行した後、正常に動作するようになった。
もちろん、HDDのデータも元のまま残っていた。
今後もパソコンはいつかは故障するという前提で、別の媒体にデータをバックアップする必要がある。外付けHDDかNASかも含めて検討してみたい。
Last Update: 2008.12.06 |
H.Nakao |