Gemini PDA
Gemini PDAを購入する[2020.01.04]
2005年頃から、PDAとして、Sharp Zaurus SL-C3000を使ってきたが、On/Offスイッチの変形と老朽化によりほぼ使用不能になったため、代わりのものを探していた。
Zaurusの後継機もSL-3100、SL-C3200までで終わり、他のPDAも含めて市場から消えてしまい、代わりになるものは実質的にSmart Phoneのみとなった。
今回は、約1年前から注目していたPlanet Gemini PDA(10-001-JPN-J)を選択した。
このPDAはSIMを装着すると、Android Smart Phoneになるが、SIM無し(自宅のWiFiルーター接続のみで利用)のPDAとして、使うことにする。
新製品Planet Cosmo Communicator(10-101-JPN-J)も発表されたが、本体背面の小型サブディスプレイが不要なので、選択しなかった。
Web上でGeminiの在庫を確認して、販売店に出かけて、最後の在庫品を、ぎりぎりのタイミングで購入することができた(2019/12/31)。
Google Android端末はGeminiが初めてなので、直ぐには使い慣れない。
添付の金属製Jigを使ってGeminiの蓋を開けて、microSD Card 64GBをGeminiに装着した。
インストールしたアプリは、とりあえず、スプレッドシートとPari/GP(PariDroid 2.11.2.1.6)の2つである。
スプレッドシートは、ローマ字入力で小遣い帳として利用する。
PariDroidは、電卓の代わりに利用する。
変数・各種関数も利用できて便利である。
PariDroidの実行速度をみるために、
default(timer,1);
e=ellinit([0,0,0,-157^2,0]);
P=ellheegner(e)
で、ベンチマークテストをすると、ellheegner()の計算時間は2610msであり、ノートPCの約1/2程度で、それなりの性能である。
[2020.01.11追記]
GeminiのOS(Android 7.1)を8.0にアップデートした。
スプレッドシートは、順調に利用できている。電池の持ち時間も十分と思われる。
[2020.01.18追記]
Sharp Zaurus SL-C3000からアドレス帳のデータを移行した。
Zaurusのアドレス帳はエクスポート機能を持たないので、ノートPCのLibreOffice 6.0 Calcで作成したxls形式のシートに、Zaurusのデータを参照して手入力したものをGeminiに転送して、最終的にGeminiのスプレッドシートで参照することにした。
移行したデータ件数は自分自身も含めて10件だけなので、大した手間ではなかった。
Last Update: 2020.02.23 |
H.Nakao |