Symposium crypt2008
シンポジウム「楕円曲線と暗号理論」に行く[2008.09.29]
中央大学駿河台記念館で開催されたシンポジウム「数学的土壌の上に花開く暗号技術―楕円曲線と暗号理論―」に参加した。
受け付け開始時刻9:30の少し前に到着したが、名前をいって資料を受け取り会場に入った。あいにく雨で気温が低い天気だったにも関わらず、会場の約100席は、ほぼ満杯になっていた。
技術者と数学者が互いの文化(価値観)の違いを理解した上で協力していくことで、この分野の一層の発展が期待できるのではないかという主催者の思いが伝わる講演会であった。
文化の違いといえば、こういった講演会で、スーツを着て来る人は技術者、ラフな服で来る人は数学者(筆者はアマチュア数学者なのでこちら側)と、ほぼ服装で区別が付くように思える。
[参考文献]
- [1]辻井 重男, 笠原 正雄(編), 有田 正剛, 境 隆一, 只木 孝太郎, 趙 晋輝, 松尾 和人(著), "暗号理論と楕円曲線 -数学的土壌の上に花開く暗号技術-", 森北出版, 2008, ISBN978-4-627-84751-4.
Last Update: 2008.11.08 |
H.Nakao |